海行きたぁい

 
 
Never let go
 
今日は24時に仕事終ってから、高校からの友達・みほc(大親友と化してるよね、なんでも話すし)とファミレスで論議。相変わらず奴の話しかしないあたしは、君の相談を余り聞けてない。ごめんね、半分以上がノロケな奴の話ばっかで。みほの彼氏もないけど、奴もない。もっといい男いるよ。て、分かっちゃいるけど好きだからどうしようもないって気持ちもお互い分かってんだよね。あたしはこれはこれで結構幸せなんだけどね。都合のいい女になってるのも分かった上で、それでも奴が好きだし。苦しくなったりもするけど、分かんなくなったりもするけど、何も口にしないことで傷つかないつもりなのかな。ずっと塞いでる耳で、少しずつだけど聞きたくなる。本当も嘘も興味はないけど。未だ、戸籍も奴の心も欲しくないから、大丈夫。あたしが何処まで欲しがるか、がとても重要なラインだとして。あたしは君の隣なんて要らんのよ。君の前を歩いてたい、ちょっとだけ離れて。君の眼に映ってたい、目の届く処に置いて居て。
 
そいえば、こないだ警察が店に来て指紋をとられた。警察はなんだか悪いことしてなくても苦手。17の頃にやっちゃった悪いことが後ろめたいのかな。天国には行けなさそだし。あたしは19なので、お酒も煙草も未だ犯罪だしねー。そいえば、煙草値上げしたね。ハイライトは未だ290yenだけど。大台には乗ってないけど。カートンで買っとこうかな、とか考えてたんだけど…みみっちぃし、買い置きはあんまり好きじゃないから普通に290yen払いますよ。周りに50カートン買ってるひと居たけど。馬鹿みたい。煙草、チェリーに変えようか考え中。峰も渋いけど。チェリーとか、かなり親父だよね。ハイライトより渋いよ。つか、自販機じゃ全然売ってねーよ。ピースのフィルターがないタール28もあるのを貰ったのだけど、フィルターは大事ね。吸えないって。葉っぱが口の中に入って来て、ウザくて吸えない。昔っぽくて好きなんだけどさ。昔のラキストはうまかったらしいね、バーで知り合ったひとと煙草についてかなり語りあった。そのひとがチェリー吸ってたのよ。渋い!少し前に限定で昔のラキストが出たらしいけど、吸ってみたかった
な。
 
バイクはアメリカンが大好き。正直、流行りのスクーターは嫌い。なんか、なんかね、多分重いのが好き。使い難くても。スクーターの実用性には惹かれちゃうけど、実用性がなくてもアメリカンを愛してる。だから詰まり、恭助よりも奴が好きって訳。はは、…笑えないし。
 
恭助の気持ちは分かってる。分かってる癖に、狡いかな。友達にもなれなそうなくらい、恭助の気持ちが強くなってくのを感じる。あたしは誰のものでもない。奴のものでもないのよ。決して、恭助のものでもないし。束縛されるのは嫌いです。あたしはあたしで、あなたはあなた。彼氏だとか彼女だとか、どうしてもうまくいかないのは、距離感かな。皆さん、近いのがお好きで。あたしだってひっついてたい時もあるけど、やっぱり少し離れてたい。近くに居ないと気持ちがなくなっちゃう気がするの?近付く時は思い切り、派手にひっついてしまえばいいじゃない。普段は少し離れて、それぞれの時間を過ごしたっていい。ひとりの時間が多い程、あなたに逢いたくなったり、そういう気持ちも好き。考えないと分からないことがあるから、簡単に答えを口にするのもいいけど、お互いで考えてみたりするのも結構好きなの。奴との距離はとても好き。寂しくなったって、逢えなかったりもするけど。これが間違いでも、今は鼻唄でも歌って誤魔化そう。
 
本当は、若しかしたら、やっぱりあたしにはあのひとしか居ないのかも知れない。だとか、不意に思い出して、目が覚めるのが今はひどく怖い。もう暗い夢は見たくないから。思い出せもしないのに、忘れられない夢だなんて、幾らだってあるでしょう?何処まで行けるか、分からないことを考えるより、今はただこの衝動に揺られて居たい。目が覚めて、「君だって肉なんだ」なんて思い出しても、またくらくらさせて。君のこと、こんなに好きじゃなかったら、あたし、目が覚めたら、あたし、どうすればいいの。
 
夢の淵をなぞって居る